色を愛する

本質派コスメ カラフルオーガニック代表のつぶやき

発表会の味わい

ピアノは自分もやっていたので、ピアノに関してはある程度まではわかるのですが、
バレエとヴァイオリンは自分自身が学んでいないので、すごく上手なジュニアやプロの舞台だけ観ていると、それがどのくらい凄いことなのかが、正直言ってよく分からなかったのですね。(もちろんすご~く美しいのですが)
だって彼女達はさも涼やかに、さも自然にやっているように見えるので。
7年前、M嬢がバレエを習い始めた頃はそんな感じでした。

 

しかし娘が地味に地道にバレエの階段を登り始めて、各学年の発表会の様子を定期的に見るようになってようやく、あのジュニア達やプロの踊りの凄味が、なんとか学業と両立しながら、あるいは、すべてを犠牲にして、家族の惜しみない協力のもと、毎日の厳しい鍛錬を継続した末に得た結果であり、誰もが到達できるわけではない本当に尊いものであり、そしてプロの方、プリンシパルやエトワールに至っては、恵まれた身体条件の上に努力、実力、財力、そして幸運が揃った、バレエの神様に選ばれた者だけの奇跡の身体表現なのだと認識できるようになったことは、生きていてよかった!と思えることのひとつです。


同じようにヴァイオリンについても、完成されたヴァイオリンしか聴いたことがなかった。完全なる無知でした。ここ2年、おさらい会で子ども達の演奏を聴く機会が何度かあり、小学1年生から中学生までの演奏を通して聴くことができて、大まかながら、ヴァイオリンは、こんな感じで上手になっていくんだなぁ~!音作りはやっぱり簡単ではなくて、でも成長とともにこんな感じで音が綺麗になってゆくんだなぁ~!ということを感じることができて、その上で聴くプロの演奏は、バレエと同じく、凄まじい研磨の時があって、その末の、選ばれし者の奇跡の音なんだ、という何かひとつ、凄く美味しい極上の食べ物の味を覚えたかのような、これまた幸せがひとつ増えたのであります。
 


小難しい蘊蓄(ウンチク)や理屈を抜きにして、感覚的に直感的に美しさを感じたいタイプの方もいらっしゃると思うのですが、わたしの場合はそれとは逆に、何が凄いのか、「頭で理解したい」という部分が大きいのかもしれません。細かく知れば知るほど感動が増すので、そのことについての情報収集や知識を得ることが喜びになります。
 

 

入門から初級、初級から中級、中級から上級。
技術の上達や音楽的の成長、そして人間的成長。
そのプロセスがグラデーションになって見える発表会。
わたしはそこがなんとも好きなんだなぁとしみじみした、昨日の発表会でした。

 

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これはある天才親子の記録ですが、いま夢中になって読んでいます。