色を愛する

本質派コスメ カラフルオーガニック代表のつぶやき

「いびつさ」の正体

今日は、あるニュースを読んで、日々化粧品について考えていることと共通点があったので、そのことについて書きたいと思います。

  

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〇公教育にもビジネス理論を積極的に導入し、学校や教員を競争させれば教育全体が良くなる(大阪市の取り組み)。

〇IgEが花粉や食物、ダニなどと反応し、花粉症や食物アレルギー、ぜんそくを発症する→IgEが作られない体質にすればアレルギー撲滅になる→妊婦に予防接種をしよう

〇短期間で大きく成長するのでコストダウンできる遺伝子組み換えサーモン

〇白くならない日焼け止めがほしい→紫外線吸収剤をナノ化して透明にしよう

〇いじめのきっかけは「お手紙交換」だった→学校は「手紙交換禁止」にしよう

 

どれも一見、論理的には正しく、目的は達成しているようですが、
そのことによって起こりうる人体への影響や枠組みそのものへの影響がまったく見落とされています。

正しいようだけど、でもどう考えてもおかしいでしょ。と思うのです。


(中略)論理とか合理というものが、非常に重要なのは言うまでもありません。
しかし、人間というのはそれだけではやっていけない、ということが明らかになったのが現在ではないでしょうか。近代を彩ってきたさまざまなイデオロギーも、ほとんどが論理や近代合理精神の産物です。こういうものの破綻が目に見えてきた。これが現在の荒廃である、と私には思えるのです。『国家の品格藤原正彦著 より抜粋

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(中略)もう一度言っておきましょう。
「論理を徹底すれば問題が解決出来る」という考え方は誤りです。論理を徹底したことが、今日のさまざまな破綻を生んでしまったとも言えるのです。なぜなら「論理」それ自体に内在する問題があり、これは永久に乗り越えられないからです。
 『国家の品格藤原正彦著 より抜粋
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教育の問題も、医療の問題も、食や化粧品の問題も、
「いびつさ」の根源はここにあるような気がしてなりません。
実際には明らかにおかしかったり危険だったりするのに、「論理的には正しい」の魔法が効き過ぎて、みんながそれを受け入れてしまっている、そんな感じがしています。
 

 論理が一人歩きすると「いびつな現象」が起こります。
それは、「正しいのかもしれないけど、なんか違和感」というような感情を呼び起こします。
 

しかし「論理は万能」ということが無意識のうちに擦り込まれているため、
これらに反論したり抗ったりすることが難しい。論破できない。

 

論理に支配されたりコントロールされたりする世界から、
論理は活用しつつも、もっと健康的で文化的で、息のしやすい世界へ。

わたしはそんな世界に生きたいし、そんな世界を創っていきたい、そう考えています。