以前運営していたブログからの転載です。
(2015-05-11 )
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最近は、赤ちゃんも2ヶ月からの日焼け止めをおすすめしているところが多いらしい。
(10ヵ月の時のM嬢)
うーむ。と思っております。
巧妙にお母さんを不安にさせる記事、あれはよろしくないです。
これは個人的な経験から想っていることですが、
肌が弱い場合はとくに、「何もしない」がとても大切なこともありますね♪
「○○をしないとお子さんの病気のリスクが高まりますよ」
といわれれば、どんな母親でも不安になるのは当然です。
ただ、今の世の中、商品を販売するために、
そのように書かれたものは、本当にたくさんに存在しますから、
それらに振り回されていると大変です。
あれを買っても不安、これを塗っても不安、塗らなくても不安!
「ほんとにそうなの?」
これからの時代は、そうやって考えることが必要なのかもしれません。
最近、こんな本を読みましてね。
ここに興味深いことが書いてありました。
「何事も、自分の頭で正しいかどうかを判断するためには、
判断の対象となるものだけを直接的に知るだけでなく、その周辺の物事の理解が必要です。
最近の学生はよく「それが何の役に立つのですか?」
と聞いてきますが、直接的に関係することだけしか覚えないと、
どうしても「指示待ち人間」になってしまいます。」
(『大麻ヒステリー』 武田邦彦著 より)
そうなんですよね。
化粧品も、この成分はいいのかどうか?だいじょうぶなのかどうか?
それだけを問題にしていても、解決しないことが多々あって、
行き詰まったことが何度もあります。
「だいじょうぶなのか、ダメなのか、誰かに決めてもらいたい」
「誰か」とは、すごい肩書きの人だったり、有名な専門家だったりするわけですが。
考えなくていいのでラクですが、これだと、情報に振り回され続ける人生になりますね。
遠回りでも、自分自身で探し出して掴んだ答えは、
絶対にブレませんし、裏切りません
化粧品の商品化を進めていく中で、最近、身に沁みて感じていることです。