〇〇に行かなきゃ!〇〇をしなきゃ!と思ってしまうと全く心が安まらないので、休みの日に何をして過ごすかは、当日の朝まで決めずに、起きたその日の気分で決める。それが最高の休日の過ごし方になります。わたしの場合。
GWのこの日は、当日の朝決めて、七沢の森に行きました(七沢森林公園)。
アスレチックもBBQ場もありましたが、我が家には不要。何もなくて、森だけがある。そういう場所を見つけました。案の定、人がほとんどいない(笑)
そこで、持ってきたお弁当を食べて、娘はお絵かきをしていました。
わたしは、何もしない。鳥の声と、サワサワを木々を揺らす風の音。
日陰でも日向でもない、チラチラと日が差す木漏れ日の中で、レジャーシートに寝転がって、木々の葉を眺めますと、背中に感じる、ひんやりとした土の感触。日々カラダに溜まった電気も抜けたのではないでしょうか。
公園によくある、芝生であったりお花が植わっていたり、というのではなく、七沢森林公園は、もともとの里山を公園として整備してある、というだけなので、ほとんどが雑木林、もともと自生していた植物に囲まれていて、それがなぜだかとてもホッとする空間です。9月の娘のバレエ公演まで、今後の週末はすべてお稽古が入っているので、今のうちに、森をいっぱい呼吸しておこう。
見事なカエデの木が数本ありましてね。緑のカエデも美しかったのですが、これは紅葉の季節にまた絶対来なければ!と思ったのでした。
実は、わたしたちが2時間を過ごしたこの場所は、まだほんの入り口で、散歩道の急勾配の階段を上っていくと、上の方には見晴らしポイントや野外ステージがあるようでした。こういった公園では、がんばって散歩道をコンプリートしようとか、そういう考えは私はなくて(日本人は真面目だから、そういうものが用意されるとすぐにコンプリートしなくては、と思ってしまう。)いつも入り口だけで満足してしまうのですが、それも悪くない。そう思います。
本日の本質探求人のこだわりポイントは「(人工的手入れが最小限の里山の公園」・「用意されたアクティビティも何もしない」・「散歩道に行かない」でした(笑)